当スクールの教育の一環として「Bridge To Nepal」というプロジェクトに協力しています。このプロジェクトは、米国ターボカム・インターナショナル社の社長であるマリアン•ノローナ氏により設立されました。ノローナ氏は、ネパールには未だに奴隷制度に苦しんでいる「カマイヤ(債務労働者)」と呼ばれる人々がいることを知り、彼らの苦しみに心を痛め、1999年以来彼らを奴隷制度から救い、生活の基盤となる住居・清浄水・家畜などを与えることで自給自足が可能なコミュニティーを作り上げました。「Bridge To Nepal」は今では村3つ分にまで発展しており、1つの村に42家族が生活をしています。このプロジェクトは、ネパールの遥か西の地域で様々な奴隷制度に苦しむ人々をもサポートしています。
当スクールでは、今後も引き続きこのプロジェクトを支援していきたいと考えています。教育は、元奴隷であったネパールの家族の将来を支える鍵となります。学校教育を受けた子供たちの世代が上がっていくにつれ、全体的な生活水準も上がっていきます。「Bridge To Nepal」は新しい私立学校を3校建てました。2008年にはグレーススクール、2011年にはプレムネガールスクールそしてキャキチにも新しい学校を建てました。
これらの学校の学費は1人当たりひと月0.5-1.2ドルです。これらの学校は、公立校から教師・インフラ・配給など様々な支援を受けています。全員合わせて1200名以上の生徒とその家族とで取り組んでいます。その甲斐もあり、かつては取り残されていた子供たちは、今ではコミュニティーの中で一番裕福である学校が使用してきた教材より良い教材を使用して教育を受ける機会に恵まれています。
おかげさまで、当スクールも開校からこの6ヶ月で215,000円このネパールのプロジェクトに支援することができました。この支援金で、ピパコティにあるグレーススクールにタブレットを9個贈ることが出来ます。このタブレットで、子供たちは現代の技術とアプリケーションの使い方を学ぶことが出来ます。我々は近い将来、ネパールの我々が支援している学校を訪問したいと考えています。何枚かの写真を載せましたのでご覧下さい。
我々は、今後も定期的にこのプロジェクトへの取り組みについてご報告いたします。このプロジェクトにより興味のある方は是非ウエブサイトで詳細をご覧ください。